声の歌詞を曲無しで読んだ。好きな人の声は、いつでも聞いていたいもの。忘れたくないもの。でも、日常の喧騒に掻き消されそうになる。そんな時、あの人の声をまた聞きたくなる。二人きりで「聞く」言葉と、大勢の中で「耳に入る」言葉は、同じ人間お言葉であっても、違う。同じ言葉であっても、言葉を扱う主によって印象は違う。説得力、浸透性、信用…。全部が人それぞれ違う。声を聞けないと凍えるように寂しくなる気持ちはとても理解できる。すれ違いや、距離感、全てが二人の妨げとなる期間。そんなものが男女間には周期的に存在する。でも、たとえ声が聞けなくても気持ちが伝わることってある。
 こんな恋愛って素敵だと思う。いつも一緒でいるよりも、心だけの繋がりが長いほうがきっと良い。なんてね